暇な時間にマンガを読んでる今日この頃。
新しい本を買うような無駄遣いは出来ないから(買ってるくせに)、昔のマンガを発掘したりしてみる。

というわけで樹なつみ。
ひととおり作品は持ってるので(それこそ「男と女に捧げるコメディ」すら)、片端からよんでいく。
とりあえず、「八雲立つ」のラストが気に入らない。

こーきの身体にくらきの心がよみがえってエンドって、なんじゃぁ!!
それじゃあ、これまで5年間、我が子と育ててきたゆうかやこうの気持ちはどうなる!
つか、彼らの子供であるこーきを返せぇぇ!!

なんかね、5年まるまるかけて、ようやく心の整理をつけたななちたちの苦労が丸つぶれって感じですごく嫌だった。
過去(くらき)を引っ張りだすんじゃなくて、未来(こうき)を更にその先へ延ばしてくれた方が良かった。

ぶっちゃけ、生まれ変わり結構、でもその際、こうきはこうきとして大きくしてほしかったよ。
わかりやすく言えば(?)三浦実子作「リターン」のラストのように、ちゃんと生まれ変わって欲しかった。

こうきは大きくなるにつれ、夜毎不思議な夢を見る。それはくらきの記憶だった。
それでいいじゃん。
夢の証明を皆にしてみせて、でも、昔の記憶もあるけど、こうきはこうきなんだよというラストが理想的でした。

パッションパレードなんかはとても好きなんだけどなぁ………

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