ハウルをみたぞっ！
や〜っとみたぞっ！
みんなありがとう！！

というわけで………

ソフィーが魔女じゃないなんて、なんでじゃ！！
あの戦争、意味あるんか！？

まずはソフィーさんについて
「長女だから」という彼女のコンプレックスが全く無視されているのは何故？
だから何もうまく行かないと思ってる彼女が、90歳になってようやく自分を惜しみなくさらけ出して。「長女」の呪縛から逃れるのに！
そんで、ちょくちょく若返るの、やめて欲しい〜〜〜
演出効果としての若返りだって分かるよ、それによって、ソフィーの心理とかが子供にも良く分かるように出来てるって分かるよ、でも90歳のおばあちゃんのままの姿のソフィーに、ハウルが惹かれてくれなきゃいや！
90歳のおばあちゃんの呪いを解くために色々と手を尽くすハウルが見たかったんだって！
冒頭の出会いで、ハウルが一目惚れしてたって、あれ、ナシなんですか？
で、冒頭の、魔法についてだけどさ………
ソフィーが魔法使えなきゃ、荒れ地の魔女がわざわざソフィーを選んで呪いをかけたのは何故か、分かんないじゃない！？
ソフィーの作った帽子にかかった魔法のことがなきゃ、荒れ地の魔女の
「貧相な帽子屋」
って台詞が生きないでしょう？
てゆーか、「アブダラ」の話はまるっきり無視なんですね
巨大化する彪は無しなんですね

ハウルについては、もっとへたれでも良かったよ
「美しくなければ生きて行く意味が無い」
とまで言われるハウルさんですが、突然そんなこと言われても、これまで美しさに気を配ってるとこなかったからびっくりです。
お風呂好き？　それで美しさへの執着を表してたの？
しずかちゃんのお風呂好きと大してレベル変わらんぞ！
女にモテたい願望丸出しの彼がだいすきだったのになぁ

そんで、戦争ですけど、あれ、必要だったのかしら？
大義も理由も何もない戦争でしたね。
ああいうのは好きじゃないよ。
だって、結局、「戦争」という演出効果でしょう？
なくても話は進めることで来たはずでしょう？
わざわざサリマンと言う悪役（だよね？）を置かなくてはならなかった理由は何ですか？
荒れ地の魔女を無力な年寄りにしてまでサリマンを悪役にしなきゃならなかった理由は何ですか？
カブのオチもなんだかなぁとおもいます。
「戦争をやめさせてきます」だぁ？
ばかにすんな！ってかんじです。
理由も何も語られない戦争のむなしさを、最後のサリマンの台詞で表したんでしょうか？

あ〜〜〜〜〜〜〜〜消化不良！！
オリジナル部分がものすごく消化不良！！

カブが戦争を終わらせるだけのカードを持っているのだとするのなら、せめて、カブが案山子になったせいで戦争が起こってしまったくらいの設定を盛り込んでくれ！
そうすることによって、最後の「戦争を終わらせる」が、もう少し意味のあるものになったと思うのよ！

なんか不満たらたらでしたね
とりあえず、前々から不平を漏らしてたキムタクさんの声ですが、彼があんなに自分を抑えてる演技をしてくれたことには敬意を表したいです。
やればできるじゃん、キムタクさん。

5歳の長男と一緒に見たんですけどね、彼によると、トトロ以外のジブリ作品は皆ラピュタらしいです（笑）
で、子供は正直だなぁ……
「このラピュタ、もう見なくてもいい」
だそうな（苦笑）
私はもう一回くらい今度は一人でじっくり見てみたいと思うわ。

あ〜〜原作読みたい

ISBN:4061817981 単行本（ソフトカバー） 京極 夏彦 講談社 1994/09 ￥1，040

京極が堤真一で、関が永瀬か………
榎さんが阿部ちゃんだし、木場が宮迫だってさ
（アットホームダッドじゃ〜ん）

なんだかな〜
私、榎津はずっと轟氏を頭に描いてただけに、阿部ちゃんの男臭さが微妙に鼻についちゃうんですけど（めそめそ）

でも、とりあえず及第点のキャスティングかなぁ………
ハウルのキムタクさんのときほど嫌悪感は感じなかったので、映画が上演されれば、観に行くものと思われます。