ISBN:4061732323 単行本 手塚 治虫 講談社 2000/00 ¥591

図書館にあったので借りてきました。
日記休むって書いておきながら、結局治まったらネットしちゃってるはなはなマロンです。

最近話題の浦沢直樹最新作「PLUTO」の原作、鉄腕アトムの「地上最大のロボット」です。
話を読んでみると、あの人もこの人もこのロボットまでも!?と、今から悲しい先の展開が読めてしまったのですが、この話を、どう感動的に仕上げてくれるのか、浦沢氏の手腕に期待大ですね。
何気ないノース2号のエピソードが、あれだけ感動的になったのだから(ここに出て来た日本人のモグリの医者って………)、オーストラリアのロボットの話はもっとすごいことになるんだろうなぁ………。
子供が出てくるのはトルコのロボットのエピソードと変わらないんだけど、戦いの最中に子供が絡んでくるからなぁ………
子持ち主婦としては切ない感じです。

「PLUTO」を読んでいても思ったのですが、登場するロボット達の純粋な善良さが胸を突きます。
これが人間なら、裏で何を考えているのか…と、いらない邪推をしてしまうところですが、ロボット達にはそれが無い。
法律で人間を傷つけることが出来ないと決まっているから、いわゆるアシモフのロボット三原則に従っているからだろうけれど、なんと言うか、本当に人を癒すのは、こういう善良さなのだろうなぁと

そんな善良なロボット達が、痛ましい事件に巻き込まれて行く姿を見るのは辛いです。
モンブランの追悼集会に集まった人たちの気持ちって、こんな感じだったんだろうなぁ。

なにはともあれ、どんな形で「PLUTO」が進んで行くのか楽しみです。
でもできたら10巻以内に終わってくれるといいなぁ。

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