ISBN:4044289026 文庫 浅井 ラボ 角川書店 2003/05 ¥680

以前読んだ「されど罪人は隆と踊る」の2巻です。
相変わらず読みにくいったらありません。
今日台風で、親戚の家に避難してなかったら、きっとまだ読み終えてなかったでしょう。(子供の相手は中高生の従妹たちにまかせきり。だって私は臨月だから)←水戸黄門の印籠のようだ

なんかね、人の永遠のテーマ「なぜ戦争はなくならない」を突きつけられた感じのする今回の本です。
ズオ・ルーが「疲弊した民や国を、独裁者の暗殺以外で、どうやったら救える?」と聞いてきたときに、明快な答えを出せなかったガユスとギギナですが、そんなことに明確な答えがあるなら、最初から独裁なんて無かったろうし、テロも起こらなかったはずだよね。
そして、最終的には強力な指導者が一人必要になると思う訳だよ。
でもそれって、何も解決していないのと一緒だし。

一人理想を掲げる、中身が少年のままの青年が、この世の一つの絶望を目の当たりにしたとき、救いはあるのか。
永遠のテーマですね。
悲しい結末ですが、主人公二人はまた同じような日々を過ごして行く。
その姿が余計に悲しみを引き寄せる感じがします。

ギギナの家具への愛情がまた楽しめたのはうれしいなっと。

          ☆

お腹の赤さんは、相変わらず出て来てくれません。
いや、今日出られても台風で大変だったんだけどね
お母さん思いなのでしょう。
でも一日お腹の張りとおつき合いするのは結構きついよ〜

子宮が下がってる感じというのは、なんか、股に挟まった感じとでもいうのか、お腹を見たら、なんだか前よりも、突き出てない感じというのか、そんな感じですね。
(3度目のくせに、うまく説明できない)

なんだか下手に「もうすぐ出てきそう」なんて言った手前、早く出て欲しいと思ったり、いやいや予定日までは待ってくれと思ったり、結構複雑な心境です(^^;)
やはり、大潮の日じゃないと産まれないのかな〜?

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