進まない、進んでる@花の魔法、白のドラゴン
2005年2月1日 読書
ISBN:4198619018 単行本 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 徳間書店 2004/08/29 ¥2,520
ハウルブームのおかげで、DWJの本がリクエスト出さなくても揃えてもらえるのは嬉しいことだ。
とはいえ、予約してもなかなか回ってこないのは少々悲しいことだわ
てなわけで、「花の魔法、白のドラゴン」です。
前回DWJらしくない作品を読んだせいか、今回とても新鮮な感じ(笑)。
や、いつものDWJらしさが感じられる楽しいお話でした。
いくつもの平行世界と時間軸が交差して、もはや、ファンタジーというよりは、SFと言うべきかもしれないお話なのですが、でもやはり魔法は不可欠というわけで、ファンタジー
話があちこちに散らばって、全くストーリーが進んでいないように感じてとてももどかしい反面、この話のラストがどういう具合に収束して行くのか期待が膨らみまくります。
この手腕は、毎度のことながらうまいよねぇ。
だって下手したら途中で飽きられて読むのやめられちゃうかもしれないのよ?
それを飽きさせず、広がりまくった話をしゅたっと一気にまとめてしまうのだから痛快なのさ。
映画のハウルにはそれがなかったのが失敗だったねぇ………(遠い目)
主人公ロディの、これまでの人生がひっくり返る事実があかされたとき、読みながらとても切なかった。
けれど、それを余感じさせないDWJの軽やかな作風で救われたような気がした。
なにはともあれ、もう一人の主人公ニックの出てくる未訳の本が読んでみたいと切に思う子持ち主婦である
ハウルブームのおかげで、DWJの本がリクエスト出さなくても揃えてもらえるのは嬉しいことだ。
とはいえ、予約してもなかなか回ってこないのは少々悲しいことだわ
てなわけで、「花の魔法、白のドラゴン」です。
前回DWJらしくない作品を読んだせいか、今回とても新鮮な感じ(笑)。
や、いつものDWJらしさが感じられる楽しいお話でした。
いくつもの平行世界と時間軸が交差して、もはや、ファンタジーというよりは、SFと言うべきかもしれないお話なのですが、でもやはり魔法は不可欠というわけで、ファンタジー
話があちこちに散らばって、全くストーリーが進んでいないように感じてとてももどかしい反面、この話のラストがどういう具合に収束して行くのか期待が膨らみまくります。
この手腕は、毎度のことながらうまいよねぇ。
だって下手したら途中で飽きられて読むのやめられちゃうかもしれないのよ?
それを飽きさせず、広がりまくった話をしゅたっと一気にまとめてしまうのだから痛快なのさ。
映画のハウルにはそれがなかったのが失敗だったねぇ………(遠い目)
主人公ロディの、これまでの人生がひっくり返る事実があかされたとき、読みながらとても切なかった。
けれど、それを余感じさせないDWJの軽やかな作風で救われたような気がした。
なにはともあれ、もう一人の主人公ニックの出てくる未訳の本が読んでみたいと切に思う子持ち主婦である
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