仕事休みだったんです。
同じ職場のIちゃんもお休みで、昨日「博多座いくの〜」って言ってたんです。
そしたら行きたくなるのが人情ってものでしょう?(そんなことありません)
結局、家族が朝出かけたのを期に、さばき目当てで昼公演を見に家を飛び出しました。
………おいら、交通費にいくら使う気でしょう………?

本当は19〜20で博多にお出かけで二日間観劇の予定だったんですけどね、そのチケット両日とも1階席だから、上から見たかったのよ。
オギーのショーは下からも面白いけど、上から見ても面白いからさ。
ええもちろん芝居に期待はしてません。はっきり言って、ショー目当てです。
だからお金つかう気もないので、安い席でいいんです。
期待しないでのぞいたチケットカウンター、開演1時間前でしたが、希望通り一番安い席が2枚残ってました。
これで暑い中さばき待ちしなくてすむわと、うきうきIちゃんの携帯を呼び出して、のんびり二人でリバレインでランチ。
実はわたし、初めてリバレインに入りました。
あんまりのんびりしてたものだから、劇場に入ったら、開演5分前でした(汗
Iちゃんは1階席だからいいけど、私は3階の一番端なのよ〜

というわけで、わくわく久しぶりの宝塚。
先日の宙組以来です。
内容は………………………………………………ごめん、芝居の半分くらいまじ寝てました。
そうそう、パソコンの調子悪くて修理に出してたのが帰って来たのを、昨日の晩ようやくあけて、バックアップを元に戻してたんでした。
だから、あんまり寝てないのよ〜(言い訳
つかさ、歴史ダイジェストとか観に来た訳じゃないんだ、アタシ(きっぱり)

二人が延々ラブラブしてるのを見せられるだけの芝居って、どうかなぁ?
これは私が途中寝てたからかもしれないけど、なんか、もっとフィクション取り混ぜ〜ので話として盛り上げることできなかったのかなぁ?
タニ安禄山なんか、かなりもったいない使われ方だったと私は思うよ。
安禄山の乱をクライマックスに持ってくるのなら、もっと安禄山という人物のことを掘り下げても良かったと思うよ。
皇帝と楊貴妃が祭りにのほほんと出かけるようなシーンなんかいらないからさ

というわけで、ぐるぐる考えてみた「花舞う長安」

玉環(楊貴妃)の中身を、純真無垢な子供にしてしまうのはどうでしょ〜? オキャクサーン!
美しい玉環は、その美しさ故に大事に大事に育てられ、ものを考えなくてもいいから笑っているように育てられたって、どうでしょう?
笑ってさえいれば、彼女の望みは何でも周りの人間がかなえてくれるから。
自分の運命だって、努力しなくても笑っていれば幸せな運命が向こうからやってくる。
そうやって、寿王という、皇族との婚約も取り付けた。
このまま花のように愛されて、玉環の人生は幸せに送られるはずだった。
そこへ、この国で一番偉い人がやって来た。
彼は、私は皇帝だから、貴女は私のいうことを聞かなくてはならないと言う。
玉環は考えない。そうしなければいけない世界の決まりなのだと言われれば、素直に従ってにっこり笑う。笑ってさえいれば、自分は幸せになれるから。
皇帝の妃となって、楊貴妃と呼ばれるようになっても、彼女は変わらない。
何も考えてなどいないから、どの官僚にも将軍にも一兵卒にいたるまで惜しむことなくにっこりと笑いかける。
天使のようなその笑顔に、皇帝はもちろんすべての男達がとらわれる。

「彼女は自分を頼っている。手に入れたい」

一番先にその欲望を自覚したのが安禄山。
寿王の婚約者であった頃から、かれは玉環を狙っていた。
先だって亡くなった妃の面影を移す玉環の姿を見れば、また、彼女の笑顔にほだされれば、皇帝は必ず寿王から玉環を奪うだろう。
その期に寿王を焚き付ければ、皇帝共々倒れることも夢ではない。
先の皇帝を亡き者にしたのも、その妻と子供ではなかったか。
そうした後に、彼女を奪えばいい。
だが、寿王はその誘いには乗ることはなく、安禄山は辺境へ飛ばされてしまう。
「いつかあの女を俺のものに」と言う決意を胸に、彼は辺境で自分の力を強めて、後の戦に備え始める

一方皇帝は、亡き妃の面影を楊貴妃に求めていた。
その後ろめたさから、彼女の望みをすべてかなえてやろうとしていた。
どんな無茶な願いも聞き入れ、そうして気づかないうちに彼女に溺れて行く皇帝。
政治をおろそかにし始めた彼に民衆の心は離れて行く。

そんな折、安禄山と同時期に別の辺境へとばされていた皇甫惟明が死罪を賜った。
自らの命の危険も感じ始めた安禄山は、どうせ手に入らぬ花なら、ひとときだけでも己のものにしようと、楊貴妃のもとへ出向くが、思わぬ反撃に遭い、ついに彼女を諦める。
そうして、その命を奪ってしまえば何者も彼女を手にすることが出来ないと思い至った彼はついに立ち、世に安禄山の乱が巻き起こる

………………………主役、安禄山だったっけ?

まいったな〜。
だってその方が話面白そうなんだもん。
皇帝と楊貴妃の二人じゃ、ほんっと何も波乱がないんだもん。
あると言ったら、他の女のところに行ったわね〜とかいう焼きもちぐらいのことで………
二人がラブラブしてるだけで1時間半は、正直長過ぎです。

もちろん寝てたので、萌えポイントなんか探してません。
緑野師匠はどの辺りで萌えてくれるんだろう?
安禄山かな? 寿王かな?

ショーはですね、いきなりオープニングからすごかったです。
ベネツィアのセットの真ん中のゴンドラに乗ってたの誰だろう
パンフ無いから何も確認できません
明日Iちゃんに見せてもらうまで謎のままだわ。
パソコン壊れてしばらくネットしてなかったから、予備知識何も無しで観に行ったんだけど、タニが女装するとは思わなかった。
てっきりユカリちゃんが女装だろうなと期待していたんですが、いい感じで裏切られました。

赤い髪で緑の衣装のタニの妖しさとキュートさにすっかりめろめろです。

芝居が終わった時点で、この公演のチケット後2枚あるけどどうしよう………とか思ってたのに、ショーが終わって、よかったあと2回はこのショーが観れるわと、考えが変わっているのが正直でいい感じです。

それにしてもさ、船のシーンで曲が「フニクリフニクラ」だったんだけど、どうしても「鬼のパンツはいいパンツ〜♪」と唄いたくなってしまったのは、私だけではないはずだ!

あれ? これが今日のオチ?

がびん

2004年7月28日 読書
ISBN:4403660460 コミック あとり 硅子 新書館 2001/10 ¥580

ちょっと一番好きな「四ッ谷渋谷入谷雑司が谷」のレビュー書けないってどういうことよ!?

しばらくへろへろでネット落ちしてる間に、あとりさんが御亡くなりになってしまったっつーニュースが飛び込んできた。

彼女のマンガはとても独特の世界があって、私はとても好きだった。
今後もコンスタントにコミックスを出してくれるものだと思っていただけに、今回の訃報はとても残念でならない。

一ファンとして、心から御冥福を御祈りいたします。
ISBN:4044289018 文庫 浅井 ラボ 角川書店 2003/01 ¥650

日常生活が忙しすぎて、なかなかこっちの日記にまで手が回らない日々が続いています。
タカラヅカにもいってなければ、ビデオすら見ていない。ついでに本もろくに読めない日々………
泣くしかない

それでも何とかちまちまヒマを見つけて読んでたのがこちらの本です。

だいぶ前に見かけて気になってたのが、ようやく図書館に入ったので借りたのだけど、これがまたよみにくいというかなんというか………
作者の作風というのかな、文章の回りくどい部分が少々鼻につく。
それが読みにくさをましているって感じ
でもまぁ、ストーリー的にはなかなかおもしろかったので、心に余裕があるときに続きを読んでみたいと思います。
明日から忙しくなるので、月末だってのにレディースデーだから映画を観に行きました。
もちろんハリポタです。
なんか、押さえとくとこは押さえとかなきゃと言う感じで(笑)

原作は出版されたときに読んでいたのですが、結構前なので、あんまり細かいところまでは覚えてなかったのだけど、それくらいがちょうど良かったかな。
いや〜かなりエピソード削ってあってね(^^;)
原作読んだばかりだとそれが「いや〜!」ってことになりかねないかんじ
ハリー父と母のエピソードがそっくりぬけてるんだもんね〜

私的にぬけててがっかりだったのはシリウスが一緒に暮らさないかと話を持ちかけたときに、ハリーが嬉しそうに「いつから一緒に住めますか? 住む家はありますか?」って聞き返したところ。
この台詞がぬけてたんだよ〜
これ言われて、びっくりしつつも嬉しそうなシリウスがみたかったのになぁ

腐女子的においしそうな場面がカットであると言うのも、少々つまんないかんじ
スネイプ先生がルーピン先生に薬を渡すところもなかったしなぁ

読んで時間が経ってる私でさえいろいろ目につくのだから、読んだばかりの人には、そりゃぁ耐えられんでしょう。
というわけで、まだ原作読んでない人には、映画見てから原作を読んで、もう一度映画を見ると言うのをおすすめします
ISBN:4061817981 単行本(ソフトカバー) 京極 夏彦 講談社 1994/09 ¥1,040

京極が堤真一で、関が永瀬か………
榎さんが阿部ちゃんだし、木場が宮迫だってさ
(アットホームダッドじゃ〜ん)

なんだかな〜
私、榎津はずっと轟氏を頭に描いてただけに、阿部ちゃんの男臭さが微妙に鼻についちゃうんですけど(めそめそ)

でも、とりあえず及第点のキャスティングかなぁ………
ハウルのキムタクさんのときほど嫌悪感は感じなかったので、映画が上演されれば、観に行くものと思われます。
ISBN:4757511981 新書 井上 真 スクウェア・エニックス 2004/04/30 ¥900

図書館入れてくれてさんきう3冊目は鋼です。
最近は原作は大佐が悪役だし、アニメは暗いしでなんだかうつになりそうだったけど、なんつーか、原作の初期の頃のような気分が味わえる作品でした。

内容的には可もなく不可もなくと言った感じですが(おい)、気分的に楽に読めたと言うのは結構大きかったりヽ(´ー`)ノ

一番和ませていただいたのは、やはりおまけの「電話の向こう」でしょうかね
ISBN:4092903103 単行本 橋本 恵 小学館 2004/04/28 ¥1,575

というわけで、ついにハーキャットの正体が分かったダレンシャンの10巻です。
あ〜もやもやが無くなったわ。
ええと、もうネタバレしてもいいんでしょうか?
やはり、ネタバレは次の巻が出てからの方がいいんでしょうか?

とりあえず、ネタバレ無しの方向で(笑)

いやもうね、ページをめくりたくてめくりたくてたまらない。
次のページじゃなくって、終わりの方を見たいのね。
ハーキャットの正体がとにかく知りたかったの。
ミスター・タイニーが不思議な人だってことは分かってるから、時間くらいいくらでもごまかしがきくだろうって分かってたし、だから、9巻で死んじゃったあの人とか、それ以前に死んじゃったあの人とか、いろいろ候補はあったのね。
ヒョウの歯の第一のヒント、アナグラムってのはだいぶ前に分かってたけど、やはり英語文化のない自分には、アナグラムは難しいよヽ(´ー`)ノ

今回のお話は、これまでの暗い気分を一掃してくれる感があったので、なんつーか、つぎ読んでもいいかなって気持ちになりました。

ところで、竜は人語を解するほうに、100ダレン(笑)
ISBN:406255710X 文庫 駒崎 優 講談社 2004/02 ¥609

図書館にリクエストしていた本が続々とやってきました。
まずは先日の「運命は剣ー」の駒崎優氏の人気シリーズ最新刊(………と言うほど新しくないけどとりあえずいちばんあたらしいということで)
やっと新しいリチャードとギルフォードにあえたわ〜
ただ、図書館に入ったのが遅かったから、季節感が全くなかったのが少々悲しかったり(^^;)
次の「運命は剣ー」は、7月発売なのですが、早めに入れてください、図書館様

さて、毎度毎度事件が起きて、それの解決のために奔走する二人のシリーズですが、軽く読めるミステリー………になるのかな?
ライトノベルだから、結構押さえた書き方をし散るんだろうなとは思いますが、これがもし、本格的に書かれたものだったら、もっと面白いだろうなぁと思いました。
いや、今でも十分面白いよ

寝起きの悪いリチャードが健在でとても嬉しいはなはなマロンでありました。

とどいた〜

2004年6月11日 宝塚
少々遅れてるんですが(笑)、宙組某路線外中堅男役様からバースデーカードが届きました。
うれしーねー
公演の写真のポストカードは毎公演ごとにいただいてるんですが、これは誕生日仕様でちゃんと別にお写真撮ってるんでしょう。

たぶん、下にいる彼が(彼?)、上にいる私に向かって花束を捧げてくれてる図。
いひゃ〜〜〜
かっくい〜〜〜!!
彼はクールビューティー系なので、にっこりではいけませんのよ、ニヤリがいいのよ!
(けしてにっこりが似合わないと言ってる訳ではない。にっこりだとカワイコちゃん系になってしまうのだ)←御茶会のときに撮らせてもらった現在の私の待ち受け画面のように………

書いていただいた自分の名前と、直筆のサインが嬉しくて、早速クボヅカの店に見せびらかしに行ったら、
「………またこんなマニアックなものを……」
とあきれられてしまった。
しまいには、他の店員に向かって、
「こういう世界に踏み込んじゃ行けないから。かなりディープだからね」
とか………………

むき〜〜〜!!!
博多座チケット、いい方と悪い方、差が10列あるけど、悪い方まわしちゃうぞ!

なにはともあれ、ありがとうございました
と、見てもいないだろうこんなところでお礼を言ってみる。

とれちゃった

2004年6月8日 宝塚
友の会の抽選、だめだろうなと思いながらも一か八かで2回分エントリー。

あ〜〜〜〜〜
当たっちゃったよ………
しかも両方………

うわ〜〜。
絶対当たらないと思ってたのに。
まさか本当に当たるとは………

とりあえず、クボヅカといい席の方に行って、残りはどうにかすることにしましょう。
ISBN:4044395055 文庫 相坂 きいろ 角川書店 2001/05 ¥460

ご縁あって、太郎&道明シリーズ5冊を読みました。
かんがえてみたら、BLもの小説って、同人以外で読んだの初めてだ(おい)
(昔読んでいた『ジュネ』は含まれないらしい)←それもどうかと……

いやもう、読みはじめはなんというか、妙に気恥ずかしくて、むずむずとむずかゆい感じがしました。
この妙な気恥ずかしさとむずかゆさはなに?
なんつーか、自分が書いたものを見るような気持ち………
そう。なんかね………自分、こういうの書きそう……って感じ………(おい)

いやでも、だからといって、同じだけの腕が自分にあるとはこれっぽっちも思いません(あたりまえ)
さすがに読み進むうちに笑わされるやら泣かされるやら。
最後は涙無しには読めませんでした。

「今宵一夜」とやられたからには、あれですか、その夜太郎ちゃんは道明のところに堂々と嬉し恥ずかし御泊まりにいっちゃうのでしょうか?
立川くんはやはり、ロウザといいかんじになったりするのかしら?
そうなるとサンちゃんだけあぶれちゃうわね、やはり今後お兄ちゃんと道明の取り合いかしら?
「触るな、俺のだ」
「ええやん、減るもんでなしー」
「お前が触ると減る……ような気がする」
「お前ら人の頭の上で勝手な話すんな!」
とか夢見ていいですか?

あ〜、どっかに外伝とかいって転がってないかなぁ………同人誌(爆笑)
いや〜。図書館に頼んでから読めるまで今日までかかっちゃったよ。
「足の無い獅子」シリーズを書いている駒崎優の初ノベルズだそうです。
あとがきによると、年齢設定がいつもより高め、と言う事らしいのですが、たしかにいきなりオヤジです(笑)

海外ファンタジーの児童書で、最近3部作づいていると言う話はよく書きましたが、この本も3部作との事、いやぁ〜まいったまいった。
読んでみるとこれがまたいいところで「以下次号」となっちゃうのよこれがまた!
続きは7月発売ですって!? ま〜て〜な〜い〜〜〜〜〜(ToT)

なんかね、これまで読んできた「足の無い獅子」シリーズよりも、かなりしっくりと読めました。
私がオヤジ好きと言う訳ではないのでしょうが、やはり、ティーンズ向けの話とはちょっとつくりが違うのがいいのかなぁ?
読みやすさは変わりませんが、面白さが違う感じ。
なので、「足の無い獅子」の方が好きな方には、いまいち微妙かもしれません

………やはりオヤジ好きなのだろうか………
暇な時間にマンガを読んでる今日この頃。
新しい本を買うような無駄遣いは出来ないから(買ってるくせに)、昔のマンガを発掘したりしてみる。

というわけで樹なつみ。
ひととおり作品は持ってるので(それこそ「男と女に捧げるコメディ」すら)、片端からよんでいく。
とりあえず、「八雲立つ」のラストが気に入らない。

こーきの身体にくらきの心がよみがえってエンドって、なんじゃぁ!!
それじゃあ、これまで5年間、我が子と育ててきたゆうかやこうの気持ちはどうなる!
つか、彼らの子供であるこーきを返せぇぇ!!

なんかね、5年まるまるかけて、ようやく心の整理をつけたななちたちの苦労が丸つぶれって感じですごく嫌だった。
過去(くらき)を引っ張りだすんじゃなくて、未来(こうき)を更にその先へ延ばしてくれた方が良かった。

ぶっちゃけ、生まれ変わり結構、でもその際、こうきはこうきとして大きくしてほしかったよ。
わかりやすく言えば(?)三浦実子作「リターン」のラストのように、ちゃんと生まれ変わって欲しかった。

こうきは大きくなるにつれ、夜毎不思議な夢を見る。それはくらきの記憶だった。
それでいいじゃん。
夢の証明を皆にしてみせて、でも、昔の記憶もあるけど、こうきはこうきなんだよというラストが理想的でした。

パッションパレードなんかはとても好きなんだけどなぁ………
いろいろ考えてみたんだけどさ、ファントムの従者達。
これから楽しみな若手10人集めてあるんだけど、あれってなんだろう?

ファントム自身の心の動きを表す、いわゆるエリザのときの黒天使なのかしら?
の、わりにはいろいろがんばって働いてましたねぇ………
それこそファントムの手となり足となり

でもね

トート様は人間じゃないから、自分で動かなくても誰か他の人がやったような感じで何かが行われるのは、まぁ、受け入れる事が出来る訳ですが………ファントム人間やし
地下に住んでて仮面かぶってるってだけのただの人間ですから、出来る事と出来ない事があるでしょう?
だからあの従者と言う存在が不思議でならんのよ

まぁ、舞台構成上、実際にファントムが動いてやっていた事をかわりに従者がやってみせたっていうことであればちょっとだけ納得がいくのだけれど
そしたらさ、地下の「森」アレを用意するファントムって………かわいいなぁ
でね、小鳥の鳴き声したとき、後ろで従者がちゃんと啼いてるんですけどっ

ファントム……いやさエリック、やったんですか? 従者がやったって事はあんたがやったんですね?
江戸家猫八並みの小鳥の泣きまねを!

まぁ、こんなバカ話はさておき。
今後舞台を見られる皆さん、小鳥のときの従者をチェックしてみてね
ちゃんと啼いてからはけてくから(笑)
うきょうくんが熱い。
先日のファントムの中でも、ジョセフ・ブケーの死体の後(首の傷、確認できました)、ビストロの場面での小芝居に磨きがかかって目が離せなかった。(生き返る事が出来て嬉しくてたまらないらしい)
先日の観劇でも、結局、真ん中はDVD買えば後から確認できるんだからと、じっくり小芝居を堪能してしまった。

というわけで、らぶれたあ…じゃなくて、ふぁんれたぁでも出してみようかなぁ………久しぶりに(9年ぶりくらい?)
当然ながら、昔出したお手紙なんぞ覚えられてるはずもないでしょうから、うきうき初御手紙って感じで出せると思うの
つか、昔のお手紙なんて、若気の至りな部分が最大限書き込まれてて、今じゃ見るにたえないような気がして………

ジェンヌさんに出す御手紙なんだから、ノートパッドみたいな便せんじゃ絶対出せないわよね!
っくぁ〜〜! なんか萌えるわ!(まちがい)

ところで、最近検索ワード『妄○小説 宝塚』でやってくる方がかなり多いんですが………確かにそんな語りはしてるかもしれないんだけど、小説は無いから(多分)
しかも、役柄萌えであって、本人萌えではけしてないので(多分)
しかもその手の萌えの第一人者は、私は絶対緑野師匠だと思ってるので(笑)
そこんとこご了承いただければ幸いでござんす。

心臓の日

2004年5月24日
この日の午後、私は自分の心臓がまるで他人のもののように感じるほどの衝撃を………(笑)

カウンタの周り具合が少し落ち着いたようで、小心者の私はほっとしています(26日現在)

さ、図書館で新しい本を入手してこよう〜
「僕もおまえと一緒に出て行くよ」

もちろん冗談だ。
自分の居場所がここ以外にないってことくらい僕はちゃんと知っている。
あいつを少し困らせてみたかっただけ。
どんな反応をするのかみてみたかっただけ……。

けれど僕は、すぐにこの事を後悔する。

「エリック……」

誰も知らない僕の名前を呟いたあいつの顔…
そんな反応が見たかった訳じゃない!
だからちゃんとわかってるんだ!
僕は僕の事をちゃんと理解している!
ただ………

同じものをおまえに求めてしまっただけだ……

おまえがいないと、僕はこのオペラ座で一人きりになる

オマエニモサビシイトカンジテホシカッタダケ……

       ☆       ☆

エリックってさ、最初からキャリエールに甘えてるよね。
わざと彼を困らせて、慌てさせたいという、子供のような甘えっぷり。
エリックが何才の頃からオペラ座の地下に住んでいたのかは知らないけれど、きっと、その頃から、直接関わる事のあったのはキャリエールだけだったのでしょうから、中身が成長していないんだなぁと。
人間は結局、他人と関わる事でしか精神的に大人になる事が出来ない訳ですから、あの「少年」のままのエリックはとても正しい。
「少年」である「子供」は、無条件に親に甘えるものだけれど、エリックの母は既に亡く、父は誰だかわからない。
そしてそばにいるのはキャリエール。
彼に父の面影を追いながらも、本当のところを確かめる事は出来ない。エリックにその勇気はない。それは、「僕の母を知っているとか?」の後に続く、「もしかして……僕の父だとか」の台詞を言うまでの逡巡がそれを物語ってる。
期待と希望、けれど、そうでなかったときの絶望を思う。
だからそれまで子供じみた我侭を言ってみたり、怒りをぶつけて、キャリエールを試してたんだよね
この男はどこまで自分を受け入れ、そして裏切らないのか
それって、結局甘えてるんだよ。

可愛いやつだなぁ、エリック

       ☆       ☆

ルノアールと言う、地方のディープな宝塚ファン(女性に限る)なら一度は耳にする(らしい)西洋民宿での夜は、前日眠れなかったこともあり、あっという間にすぎてしまいました。
なので、同室になった人ともろくに会話も出来ずじまい。
朝も、某路線外中堅男役氏の入り待ちをするため、早々にチェックアウトしていまいました。

その入り待ちで分かった驚愕の事実
相部屋で隣のベッドに寝てたのは、同じ会で昨日も同じ御茶会に来てた人だった
師匠とスターさんにばかり気をとられて、いかに周りが見えていなかったかがよくわかりますヽ(´ー`)ノ
(ちなみに、この日の観劇、彼女とは席も隣でありました)

入り待ちではあの憧れの「スタアの後を楽屋口までついて行く私たち(もちろん会服を着て)」と言うのをやりました。
いってらっしゃいと手を振る事も忘れません。
残念ながら、お手紙を用意するのを忘れていたので、手渡す事は出来ませんでしたが………(T^T)

またしばらくムラへは行けそうにも無いのですけど、それを補うかのように、昨日からこちら、宝塚を堪能しまくりです。
でもあんまり堪能しちゃうと、味をしめてまた行きたくなってしまうのが悲しいところだよね………

さておき

入り待ちを終えて、ふと劇場入り口にいってみると、予科生がすみれ売りをやってました。
すみれ売りに遭遇したのは初めてです。
カメラの数がものすごいの!
テレビもそうだけど、生徒さんのご家族らしき人たちの意気込みがすごくて、しばらく近寄れませんでした(^^;)
でも、堪能タカラヅカですから、思い切り奮発して1000円札を、好みの生徒さんにお渡ししてきました。
ああ、こうやってファンは若い子に目を付けて行くのね………
会で知り合った方に、お目当てのこの写真も撮ってもらいました。

堪能タカラヅカ、最後のお楽しみは会総見です。
あんまりいいお席ではないのが悲しいけれど(所詮路線外中堅ですから)、それでも、同好の皆で集まって観劇をするって言うのはいいですね。
まわりじゅうみな、真ん中の役者ではなく、その周りの役者の小芝居に同じような反応を示すのがかなりツボ(笑)
癖になりそう………いやまじで

終わってからもじっくりお話とかしたかったんですが、新幹線の時間もあって、そそくさと帰らなくちゃならなかったのがとても悲しかったです。
でも、その帰りの新幹線の中で………
私の席は窓際だったのですけどね、暇にあかせてパンフでもよんでみるか〜と読んでたんですよ、そんで、ふと何を思ったか視線を巡らせてみたとき、驚くべきものが!
………反対側の窓際の席に、同じパンフを読んでいる女性がっ!?
ええと……目的地まで、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
タカちゃんファンの貴女、楽しいおしゃべりありがとう。

というわけで、私の堪能タカラヅカの旅は、最後まで堪能して終わった訳です。
ああ〜楽しかった。

ところで、昨日師匠に名前を曝されたせいでしょうか、いつもちまちまとしか回らないカウンターが、いきなり400ほど回ってました………
これは新手のイジメっ?(笑)
こあらさんたらひどい!
私は名前出さなかったのに(ていうか、日記書いてるの秘密にしてたもんなぁ)、思い切り曝しましたね!
あれですか?
他人のネタは、共有財産ってことですね?
じゃぁ、緑野さんのネタも、私、曝していいんですね?(笑)
(くじ運が悪いとか、以前から確かに言ってた好きなスターの名前が違うとか、サンドイッチの鬼の所行とか)

こあらさんとは私がリンクしている日記の緑野こあらさんです。
ええそう、心の師匠と読んでいたのは緑野さんの事でした。
日記書いてたの内緒にしてたのに、なんでばれたんだろう………(日記読んだら一発だって)
やはり、携帯に「はなはなマロン」つけてたのが決め手ですか?
この日記の同じ日付の書き方をさらりと言ってしまったのも、今思えば軽率だったわ………
緑野さん、いつ気がついたの?
今回の日記? それとも以前から?

というわけで、ただいま私動揺しています。
かなり動揺しています。
でも、これだけは同意を!

ワタル兄貴と愛のない関係、オッケーです!
つか、その役のカップリングで書いた事あります(何を?)←聞かないで
やっぱりあのときは眼鏡をかけてくれたら良かったのになぁ
そしたらもっと萌えたのになぁ

ところで、早く「マルヴェッツィ館」読んでくださいね(にっこり)
そして最後に衝撃的事実を

アクセスもと表示で一度「緑野こあら」で検索かけてここに来た人がいましたよ?(にやり)
ISBN:4062639327 文庫 吉川 正子 講談社 1998/10 ¥920

師匠とのデエトで話題に上った、ジュリアン・ケストレルさま
やっぱり花組なのですよ。
そんで師匠の語ってくれたオサのジュリアンとアレクサンダーの二役演出!
最高です!
アレクサンダーのライティングはぜひとも上からのみ。正面からは無しの方向でお願いします。

ああ〜書いたらますます見たくなったよ!
宝塚でやってくれないかなぁ
すっごい名作なんだけどなぁ………
(大劇場には向かないけれど………)
広げた両腕の中に無防備な重さを感じたとき、私は不覚にも、その現実を一瞬信じる事が出来なかった。
ゆっくり背中に腕をまわして、最後に君を抱きしめたのはいつだったかを憶う。
増えた重さの分だけ過ぎ去った月日、私はけして君にとって完全なる味方にはなってやれなかった。
なのに君は、私に面影を求めていてくれていたと、そう言ってくれるのか
私のこの無上の喜びが、君に伝わるだろうか?
今こそ君の願いのすべてを叶えたい。
君の重さを受け止めたこの体で、君の願いのすべてを叶えてやりたい。

「僕の人生を終わらせるのは…あなただ…」

それが私から君へ贈る愛のすべて………

    ☆   ☆

なんと、2年ぶりのムラへ降り立ち、行ってきました宙組「ファントム』!
うあ〜〜ん!
いいよ!
すっげーよかったよ!!!
涙の止まらない最高の感動を本当にありがとう!
あのキャリエール@樹里とエリック@タカコの抱擁は、すんばらしいクライマックスでした。

………え? チガウ?(笑)

あの二人の抱擁は、普通にがっつり抱き合うよりも、断然萌えですよ!
だって、自分のテリトリーに、自分以外の何者かつまり「他人」が入る事をあんなに拒み続けていたエリックが、ただただ無防備に自分の身体を「他人」に預けてしまうんですよ?
これ以上の萌えはないって!!
しかも、この時点で生殺与奪の権利は既にキャリエールの手に預けてしまっているエリックが、改めて口にするのですよ「僕の人生を終わらせて」と。
これ以上の愛の告白がありますか!!
そんで、警官に取り押さえられて「ジェラルド!」ですよ!
最初「おまえ」で、父と分かって「あなた」、最後は名前ですよ!
「父さん」じゃなくて、「キャリエール」でもなくて、「ジェラルド」なんですよ!!

銃を向けたキャリエールと向けられたエリックの間にあったのは、まごうかたなき「愛」でした。

「父」と想いを寄せた男の銃弾で倒れ、「母」の面影を追った女の膝の上で命を終えて、エリックは最上の愛に包まれて死んで行ったのですよ。
ああ〜〜〜萌え!

久しぶりに化粧してたというのに、終演後、滝涙を流した私の顔は、とてもじゃないが人様にお見せできるものではなくなっていました(とほほ)
このあと心の師匠との二人きりのデエトなのにぃぃ〜〜〜〜(ToT)
というわけで、席も立たんと、メイク直しをする女がここに(^^;)
いいんです、心の師匠は、とても「おとこまえ」なので、をとめなアタクシは少しでも可憐に振る舞いたいのです(笑)

師匠とふたり、どっしり腰を落ち着けてまず語り合ったのは、やはりキャリエールとエリックの抱擁についてでした(爆笑)
イカスぜ師匠! おとこまえだ!
無防備な身体を預ける抱擁がいかに萌えなのかを語り合う女が二人。
これですよ、何も自分を抑える必要も無く「萌え」を語る相手がいるっていいなぁ。
10年来のヅカ友クボヅカにも、宝塚ビギナーでオサしか眼中にないわだちんにも、後輩のヤマにも、誰にもこの「萌え」について話せないのよ〜
………いや、彼女らにしてみれば充分話してるということらしいけど……だって他に語る相手いないんだもん!!
ああ〜師匠がいつも近くにいてくれたら、心がもやもやする事無く思い切り語り合う事が出来るのに!

そうなのよ! 私に足りてないのは「語る」事じゃなくて、「語り合う」ことなのよ!!

というわけで、11時公演終わってから、某路線外中堅男役氏の(いい加減この表現って……)御茶会始まるまで、私、この上も無く幸せな時間を過ごす事が出来ました。

御茶会についてはただただもう楽しかったです。
すっごい近いいいお席でスターさんを拝見できたのですけど、たとえ一番遠いお席だったとしても、実はこれまで参加した事のあるどのお茶会よりも、スターさんに近い席だった事は言うまでもありません(笑)
でも、会に入ったばかりなのにいいんですか?こんなに近くで………うれしいけどっ
残念ながら、写真はツーショットじゃなくて、テーブルごとになってました。
でもいいの、考えてみたら、師匠とも一緒に写ってる写真なんて持ってないし、なんだかんだでスターさんの隣に座れたし。

何はともあれ至福の2日間の1日目はこうして幕を閉じたのでした。

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