カイ・マイヤーの「鏡の中の迷宮」です。
3部作の1冊目。
18世紀のベネチアが舞台のファンタジー。

18世紀ベネチアとはいうものの、石でできたライオンが、当たり前のように空を飛んでいます。
つまり、そんなことが普通に起こりうる魔法の世界。

復活したアメンホテップ3世(多分)が、ミイラの兵隊で世界を征服、唯一残ったらしいベネチアは水の女王に守られていた。
ところが、エジプトに密通していた最高権力者たちが、水の女王区ぉ裏切った。
偶然このことを知ることになった孤児で今は鏡職人の弟子でもあるメルレは?

とまぁこういうおはなしで、これからどうなるのか先が楽しみなおはなしでした。

続きいつ出るんだろうなぁ
前作「ダークホルムの闇の君」から8年後。
成長したブレイドやキットたちに出会えるのが、この本、「グリフィンの年」

お話は、末っ子グリフィンだった(今はその下に二人弟と妹がいるので)エルダが魔術大学へ入学する所から始まります。
今回は前回のようなドタバタじゃなくて、学園もの(と言っていいのかどうかは大いなる疑問だけど)になるのね〜とおもってたら、さすがDWJ、一筋縄では行かない。
今回も、世界中を巻き込んでのドタバタの波が襲ってきます。
エルダたちかなり癖のある新入生6人組は、どうやってこの大波を乗り越えて、大団円へ持っていくのか!?

あちらこちらにばらまかれて、収集が本当につくのかわからないくらいに広がった大風呂敷が、華麗にささっとたとまれていく様を読み進むのは本当にすかっとした気分です。

そして、前回は恋愛沙汰に全く関係のなかった兄弟たちがみんなモテモテだったり、恋をしたり結婚したりと、まとまっていく様子もなんだか嬉しい限り。
個人的には、これから発展していくであろうブレイドとエルダのうち、どちらがきになるかといえば、やはりエルダでこの続きが読みたくってたまりません。
だって、相手の本質をじっくりみきわめてみたいのよ〜!!
絶対いい男(雄)なんだから!

ラストシーン、ブレイドとエルダの未来の彼氏がグラスをあわせているシーンで私は惚れました。

でも続編はないんだろうなぁ………
次の本は「鏡の中の迷宮〜水の女王」だっ
茅田砂胡です。

「デルフィニア→スカーレットウィザード→暁の天使たち」ときたこのシリーズも、ついに完結………寂しいけど。
次はどんなタイトルになるのかなぁ?
………って、結局続いてるんじゃん!?

ファンとしては少しでも長くこのキャラクターとおつきあいできるあけですから、嬉しいんですけど。
でもね………このシリーズ、いったいどのへんまで行くのかねぇ

前作はめざましテレビのランキングにあがるほどうれてましたけど、今回もやはりランクインなのでしょうか?
人気の作品ダレンシャン。
本屋に行ったら平積みだったぞダレンシャン
バンパイアのお話だぞダレンシャン
バンパイアっていったら、某月組トップを思い出すけど、こっちはそんなに美しくないぞ、ダレンシャン
作者の名前もおんなじダレンシャンってどういうことだよダレンシャン

そんな、ダレンシャン

最近読むのが辛くなってきました。
なんだかなぁ、厳しい状況が一向によくならないで、困難ばっかりがどんどん降り積もってくる感じ。
そこから抜け出せないループの中にいるみたいなのね。
最後のハッピーエンドが確定していて、そこへ向かって行く途中の困難だってわかってれば、まだ我慢して読めるんだけど、この話はまだ途中だからなぁ。
不幸のどん底に落とされて以下次号とくるからたまらない。
以下次号の、「次号」が、手元にあるんあら、それならまだ我慢して読むこともできるんだけど、なかなかそんなうまいことにはならないみたい。
まぁ、こればっかりは仕方ないか。

バンパニーズ大王は、予想通りの人でした。
まさかここでこのひとがいなくなったら、今後の話の展開どうなるのよ?って人がいなくなってしまいます。

ここで読むのやめて10巻には手を出すのやめようかなとも思ったりしたのですけど………とりあえず、ハーキャットの正体がわかるまでは読みたいなとおもうわけです。

まだしばらく辛くて苦しいんだろうなぁ………うっく
ダヤン祭で絵本は一通り読みつくし、やっと現在、ファンタジーに戻ってきました。

はい、魔法使いハウルでお馴染み、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの本です。
これは、魔法が普通に存在する異世界のお話で、そこに観光旅行に来る人間をどうにかして追い出そうとするドタバタコメディー………って感じでしょうか?

グリフィンと人間が普通に兄弟で、兄ちゃん姉ちゃんと呼び合ってるのがとても可愛かったですね。

で、人間が異世界にRPGの様な冒険を求めにやって来るって言うのはとても普通な感じで、良くある設定なのだけど、このお話の普通じゃないところは、求められているRPGの世界をわざわざお客さんのためだけに用意して、冒険をさせる側のドタバタを書いた処でしょうか?
本当は普通に平和な国々が広がる世界なのに、旅行者のためだけに、悪の魔王が存在して、各国の軍隊と戦って戦争を起こし、旅行者を傷つけないように気を配りながら安全に危険たっぷりの冒険を味わってもらう。
最後には観光客の手によって悪の魔王は倒されねばならなくて、色々やることばっかり増えてさぁ大変!

DWJのお話は、最後まで結末が読めなくて、こんな状態をどうやってハッピーエンドに持ち込むのか。先の読めない処がとてもおもしろかったです。

次は先日発売になった、「グリフィンンの年」です。

が………その前に、ダレンシャンの9巻を読んで回さなきゃっ
毎度ダヤンです。
ぐぁぁぁぁぁ!!!!!

ジタン萌え!!!!

ジタンが格好いいよう!

今回、過去に向かってダヤンと二人で旅をするジタンなのですが、(すっかりジタン主人公扱いでやんの)途中怪我をしたダヤンをかいがいしく世話をする彼に萌えです。

それにしても、物語として全然中途半端なところで終わっているのにはたまらない。
あれですか?
ダヤンの絵本を全部読んだらお話は解るようになるんですか?
登場人物についてはどうも、みんな絵本を読まなくちゃエピソードが何にもわからないようになってるみたいで、とても不親切です。

ダヤンがこれから出会う過去のジタンとともに、どうやってわちふぃーるどを救うのかは、今後の作品で明らかになるようです。

で………それって、いつでるんですか?
ジタンデジタン 夢狩人〜(歌詞うろ覚え)
とか歌ってしまう辺り、病が深い今日この頃なのですが、みなさんいかがお過ごしですか?

保険の満期が来て、にわか金持ちのはなはなマロンです。

こんな日は、思い切って新しいiMacでも買っちゃいそう。
日常的に持ち付けない大金をてにすると、人間気が大きくなるものです。

と、いうわけで(どういうわけで?)、本日もダヤンです。

頭がいい。
心根が優しい。
どうやら長生き。
っていうか、死ねない身体。
皆に慕われてはいるものの、謎の人。
皆平等だけど、ダヤンだけは特別。
生まれて初めてその特別な人の胸で泣く。

萌えです。
ジタン、いいねぇ〜
なのにネコ! ってところがまたいいよねぇ〜

ねこだけどさ、オサアサでみたいよ〜!!

正直な心の叫びでした。
ついに人間外萌え(笑)
ダヤンとジタン!!

まだ1冊目でなんの秘密も解き明かされてないわけだけど、ジタンがダヤンをとても大事にしてることが良く解ります。
あとね、あとね、ワニのイワンとダヤンもいいなぁ。

っていうか、ダヤン皆に愛されすぎ(笑)

これには続きの本が2冊程出てるので、今後の展開がとても楽しみです。
「どろぼうの神様」の、フンケの作品、「竜の騎士」をようやく読むことが出来ました。
前回重かったから、今回はどうかなぁ?とどきどきしましたが、読んでみたら意外と面白い(失礼)←前のだって面白かったよっ

人間にすむ所を奪われつつある竜が、かつて自分達がすんでいた谷へ遠い旅をする物語。
コボルトや人間の男の子、ホムンクルスにネズミにジンと世界各地の伝説の生き物が現われては竜の旅をいろどっていて、次は何が出てくるのかワクワクしてしまいます。
また、竜を狩る黄金の竜も出てきて、ハラハラドキドキも倍増!

なんというか、正しくファンタジーって感じよ!

東洋と西洋の竜の位置づけが違うということをとてもうまく利用して、話の面白さを引きだしているのが巧いですね。
最後の後日談もとてもすかっとした気分にさせてくれます。

このお話と「どろぼうのかみさま」の2作は、映画化もするそうで、今からどんな映像になるのか戦々恐々

恒例ジェンヌで見るならは、人間の登場人物が少ないので今回はなしということで(笑)
ついに読んじゃったよ……

アニメ化だとかなんとか言われて、ついつい読んでしまいました。
だって、嫌いじゃないんだもん、女子高もの。
このミルからに骨董感ただよう雰囲気だとかさ。
女子高ものの最高傑作は何と言っても「笑うミカエル」なんだけどさ(え?意味違う?)
こういった正統派なお嬢様ものって、大笑いしつつもみちゃうよね〜、をとめなら(?)

思い起こせばかつて「クララ白書」や「アグネス白書」なんかも読んでたりもしたっけ。
あ、あれもコバルトだよ(笑)

いやもう、青春の一ページを思い起こさせる楽しい体験でした(笑)

恒例ジェンヌでやるなら〜は、娘役をあんまり知らないからなぁ手元にある星組パンフで振ってみるか
とりあえず目に付いた人から適当に………

白薔薇さまは、ダンちゃん
紅薔薇さまは、百花沙里〜
黄薔薇さまは、まとぶん
白薔薇のつぼみは、真白ふありちゃん
紅薔薇のつぼみは、かのちか
黄薔薇のつぼみは、すずみん
祐巳は、えみくらちゃん

ってとこでしょうか?
無駄に色男な隣の男子高の生徒会長(名前覚える気なし)は、ワタルか、しいちゃんあたりで…ああでもケロもすてがたいっ

今後も沢山出てるみたいなので、楽しみでなりません(笑)
最近、書店巡りが激しい。
しかも、コミックスコーナー。

先日児童書コーナーで、新しいダレンシャンの9巻をぱらぱらめくっていたら、ラストの大オチとも言えるべき箇所が目に入ってしまい、がっくり来ているせいもあるけど、とにかく今は文字より絵が熱い!

まず大人買いしてしまったのは、「二つのスピカ」。
NHKの衛星で土曜日の朝にやってます。(つーか今度2回目)
結構リアルな近未来の宇宙開発の姿を、少年少女の視点からほのぼのと描いてます。
まぁ、ほのぼのの部分に関してのみ言えば、結構ありがちな青春群像。
チビで足が速くて前向きで一生懸命、だけど取り柄といったらそれだけの女の子が、宇宙飛行士を目指して仲間と一緒に頑張っていく話。

ありがちなのよ。本当に。でも、読み出したら止まらないのよ〜
この手の話は好きな話なのね〜
っていうか、日本人って、どうしてこんなに一生懸命好きかなぁ。
何処かに居そうだけど、探してみてもこんなこは絶対居ない。それは断言できる。だのに、「絶対居そうだ」と思ってしまうのは、そう言う存在がこの世界にいることを心で求めているからだと思うの。
それは一種のファンタジーだよね。
このお話はSFだけれども、青春群像と言う名のファンタジーです。

早く6巻出てくださいっ!

余談だけど、ふたスピの前にやっている「プラネテス」も好きなマンガです。
こっちはふたスピに比べて、かなりSF度の高い、哲学的に重い作品ですけど、それゆえにやはり面白いんだなぁ。
オススメなので、読んでみてね。
ちなみに3巻まで出てます。

そして………………………ハーガーレーン!!!
鋼の錬金術師です。
こっちは衛星でなく、地上波のアニメなので、知ってる人も多いと思います。
つーか、今書店に行ったら、軒並平積みされてるし(笑)

………やはり、地上波と衛星では扱いが違うわ………
(つーか、NHKと民放の差ですかね)

これについては多くを語る必要なし!
面白いから読め!
つーか、読んでくれ!
誰か一緒にハガレンに転ぼうよ〜!!

親戚の男の子が、ガンガンを毎月買っていたので、6ヶ月連続付録のオリジナルブックカバーも入手しました。
アニメ化記念下敷きも入手しました。
6巻以降のお話も読ませてもらいました。
ぷは〜!
次の号まだですか?(笑)

とりあえず、ヅカ友でオタク友のクボヅカと、同じくリンリンちゃんに貸して転ばせてみようと思います。
念が届きますように(にっこり)
あの人は彼女を見つめている。
口汚く罵りながら、それでも彼女を見つめ続けることをやめられない。
だから…彼の苦しみは終わらない。

     ☆     ★

コナンの以前のOPですね。
この曲を聴いてたら、だんだん妄想が膨らんできました。
ウバルド&カマンテ×サウフェ
うひゃ〜〜〜、またケロ×すずみんだよヽ(´ー`)ノ
しかも今回はまとぶんも絡んでます………ごめんなさい(誰に謝ってますか?)

スリルでショックでサスペンスなのです。
アイーダちゃんへの想いを遂げられないウバルドとカマンテから、サウフェ一人へどっかんどっかんなのです。

ああ………
誰か書いてくれないかなぁ………(自分で書きなさい)
日本シリーズが熱いですね。
何でも第七戦まできたのは久々だとか。

でも、どっちもホームで勝利してるから、今回はダイエーが有利じゃないかなぁ?

と思ってテレビみたらダイエー優勢ですね。

特に野球ファンってわけでもないのだけど、これだけ日本シリーズだなんだと騒がれたら、ちょっとみてみようかって気になるね。

………………ミーハーだから

友人のクボヅカは、携帯の試合中継サイトをブックマークに入れて、先日の星観劇の帰りもしきりにチェックしていた。
中華料理つつきながら、携帯チカチカ観て一喜一憂。
ちなみに彼女はダイエーファン。
「十八年ぶり優勝もさせてあげたいとは思うのよ。でもね、やっぱり王監督の胴上げが観たいの」

それは私も同感。

というのも、前回の日本一の時丁度入院していた私はテレビと縁遠い生活をしていたので、ダイエーが日本一になったのを知ったのは、おそらく日本一最後だったんじゃないかってくらい後だったんだもの。

今度こそ王監督の生胴上げ見たい〜

でも、特にダイエーファンじゃありません(おい)
だって、城島しか選手知らないし。
小久保って、いつの間にいなくなったの?

野球音痴なんてこんなもの〜
東宝星組に行ってきました。
風邪の身体には堪える……。

とりあえず、劇中に咳込むことが無かったのでほっとしています。
3列目で咳込んだら生徒さんから丸見えだもんなぁ。

オサファンの友人クボヅカ(仮名)と二人でいってきたのですが、クボヅカは二回目の観劇、私は初見。
それで3列目端の方ってどうよ?
ええと………ここからの眺めはかなりディープなファンにはお奨めですが、初見には向きません(^^A
セットの影になって中央部分が見えないときがあるのよ〜
オープニングのラダメスとアイーダの登場シーンなんてその最たるもの!
なんか白い光が見えるわ〜
拍手がいっぱいだから、ラダメス出てきたのね〜
え?アイーダちゃんもいっしょなの?
ってかんじ。
更に銀橋芝居も見えません。
背中に顔が隠れてます。

でも、ウバルドの剣舐めと指舐めはオペラ無しでばっちりです(笑)

ところで、ラダメス、ケペル、メレルカの三人を観て、私は思わず「筋肉三兄弟」などと呟いてしまいました。
だって………三人とも体育会系ってかんじでしょう?
筋肉で物考えてる感じしませんか?
クボヅカにその話をしたら、笑ってうなづきながら、
「でもケペルはまだ三人の中では頭いいほうだと思うよ」
「頭いいっていっても、たし算できるやつの中で一人だけかけ算ができるって言うくらいの頭の良さじゃないの?」
「失礼ねー、割りきれる数の割り算だってできるわよ」
………………いちおう、二人とも褒めてます。
しいちゃん好きよ。星組に来て本当に良かったねって話してるんだから〜

とりあえず合議の結果「思い込んだら一直線の長男ラダメス」「頭のいい次男ケペル」「数を数えると1,2,3,たくさんメレルカ」となりました。

何か間違ってる気がします。
明日星組観に行くのに、風邪引きさんになってしまった〜

咳込まないように、病院で薬もばっちり貰ってきました。

明日東宝3列目で風邪っぴきがいたら、それは私です(めそめそ)
すごい!
こんなに早くリクエストの本が読めるなんて!
図書館利用してて初めてじゃない?
だって、7月にリクエスト出した本で、まだ入ってない本があるんだよ?
てっきり来月になるだろうと思ってたよ。

とても嬉しい3巻目。
二人の女王対決の本です。
最後まで読みながら、どうなるのかドキドキしてました。
今回、主役はジェンで間違いないけど、女王のためのお話だったなぁと思いました。

手ひどい仕打ちは与えたほうも受けたほうも、大きなしこりとなって互いによこたわるのだけれど、失ったものは取り返せないけれど、失わなければ得ることは出来なかったものが確かにあるのだと、最後には解らせてくれました。

神はジェンを見捨てた訳ではなく、選ばせたのだなぁとしみじみかんじました。

盗人としての自分と、それとは並び立たない愛情。
選んだのはいつだったのか。
多分、1巻の半ば頃、女王の誘いを断った辺りじゃないかなと。
対等になりたかったんじゃないかなと。

ごめんね、ネタバレをしないように最小限で書いてるから意味不明で。

ハッピーエンドで本当に良かった。
まだまだお話は続くようですが、ジェンと女王の絆が強くあることを願って止みません。

ところで……

2003年10月16日 読書
「あらかじめ失われていた約束」
っていう歌があったような気がしたんだけど、私の記憶違いかなぁ?
確か米倉利紀だったと思ったんだけどなぁ?

ちょっと調べてみたけどなにも引っ掛からないよう(T-T)
鼓動が跳ね回っているのは、決してあの男のせいではない。
ここに、この場所に彼女がいたからだ。
そうだ。
私とあの男は彼女を巡ってのライバルだったはずではないか。
彼は男性。彼女は女性。
人の性癖に色々あることは短くもない軍隊生活で充分に理解をしていたはずだ。
私にそれが当てはまらないことも判っていた。
わかっていた…のに……。
「これが琥珀よ」
差し出された手は当たり前のように白く細く、そして柔らかだった。
当然、彼の手とは大きく違う……いや、以外と柔らかかった……。
私は何を考えている?
今目の前に彼女がいるのに。
あんなに求めていた彼女がいるというのに。
言葉が上の空になってしまうのは、彼女が目の前にいて、舞い上がっているせいだ。
そのくせ饒舌なのは、黙ってしまうと彼のことを考えてしまうからではない。
だって私が求めていたのは彼女だったのだから。
あんな関係は間違っている。
だから………
「結婚…してください」
………間違っている。

     ☆     ★

ごめんなさい。
これ書いてるの、実は17日です。
身体がね〜きつかったのよ〜
布団に転がったら起き上がれなくなっちゃったのよ〜

やはり全ツ観に遠出したのが身体に響いてるのでしょうか?
仕事も忙しかったしなぁ

というわけで、琥珀です。
何かあったのなら、やはり青列車の中かなぁというわけで。

ルイとクロード。
青列車に乗るためには、ルイはクロードにすがるしかなかった訳だけど、ライバルにはフェアにというクロードの態度には、一点の曇りもなかったよね。
というか、何でそこまでフェアにやる必要があるの?ってくらい真直ぐな人だった。
あんまり素直で真直ぐで、私はこの人軍隊ではどんなだったのかしら?と、いらない心配までしてしまいましたわ(笑)
あまりよろしくない部下の間でおかずにされたりしてたんだろうなぁ………(下品)

とまぁ、脱線はおいといて。

クロードになんの含みも無かったとするなら、含みがあるのはルイの方ってことになる。
でもそれだって最初はからかい半分だったとおもうのよ。
恋のライバルだなんだと言ってみても、結局はルイらしてみればクロードはお金を持ってるカモにすぎないわけで、シャロンを受け止めるために必要なものを持っているクロードに対して、やっかみも少々あったんじゃないかと思うのね。
でもさ、ルイって、シャロンのこと本当に愛してたかなぁ?
誰のものにもならない女が自分に落ちたらどうだろう? っていう冗談みたいな夢を観てただけのようにも感じるのよ。
そう思っていたところへ、ただただ彼女を賞賛し、憧れる真直ぐな男が登場する。
おい待てよ、彼女を落とすのは俺が先だぞ。冗談のような夢に何故か本気になってしまったのは、クロードに感化されたせいかもしれない。

で〜
真直ぐすぎるクロードに、ルイがからかい半分、やっかみ少々、残りは色々ごちゃまぜ気分で、恋愛の手管を御教授したり………
この時点、ルイのクロードへの想いはまだ微塵も変わっていない。
気持ちの変化は、クロードがフロンソワーズを追いかけていったとき、かな?
でも男の生理は心とは関係ないものですから(笑)

ジゴロの手管で迫られりゃ、お坊ちゃまのクロードがぐるぐる気分になってしまうのも判るってもんだ。
そんなぐるぐる気分のクロードの前にシャロンが現われる。
自分はノーマルだから、男に惹かれるはずが無いのだから。目の前の女性を追いかけてきているのだから。自分に言い訳をして、納得させるためのプロポーズ。

この場合可哀想なのはシャロンだなぁ。
結局、クロードとルイのどちらからも、心から求められた訳じゃないわけでしょう?
いわゆる言い訳の逃げ場所として利用されただけじゃない。

「いいえ、私は笑っているのよ」
自分があまりにも滑稽で、もう笑うしかないじゃない。
泣いてしまったら、可哀想な女になってしまうじゃない。
だから笑うの。
私は私の自由を愛する女だから。

シャロンという女性を、私は愛して止まない。

あれ?
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
行ってきました。全ツ。

場所は内緒です。
………って、日付からして、場所は2ヶ所に特定できるじゃん!
アタシ、交通費いくら使う気でしょう………

とりあえず、家に近いほうに行ってきました(笑)
なんの慰めにもなりゃしない。

会場の外でぼーっとしてたらむこうのほうから一生懸命手を振ってる人がいました。
まさか地元でもないし、知り合いに逢うわけが無いだろうと無視してたら、その人が近付いてくる………あ!

オサファンの友達Iでした(爆笑)
あんた、こんなトコまで追っかけを!?

「だって、3列目取れたから」

うひ〜ん。
私は26列目だよ〜ん。
しかも、席に座ってから気づいた。
オペラグラス忘れてるっ
オサの細かい表情が見たかったのに〜

休憩中にIちゃんに借りました。
だって、彼女の席はオペラいらない席だから。
Iちゃん、ありがとう。
君は私にオペラを貸すためにわざわざこんな遠くまで来てくれたんだね。

終わって私が放った一言。
「みわっち最高!」
あれ?「まっつ最高!」って言うつもりなのに、何故か口が勝手にみわっちをっ!?

………みわっち、すきなのか、アタシ………
初めて見た琥珀は、東宝でした。
だから、私の印象はオサアサなのです。
見終わってから、ジゴロのオサがみたかったなぁ〜とか思いました。

そうです。
かんがえてみたら、私、チャー様のクロードをビデオですらみたことないんですわ。

どうなんだろう〜
ああ〜今さらながら見たいよ〜

というわけで、何故今更琥珀の話を始めたのか。
地方公演なんですよ。
あ、ちなみにこの日記は14日に書いてます。

ビバ! ハッピーマンデー!

さて、「琥珀色の雨にぬれて」
オサアサで拝見した以上、腐女子な私はしっかりヨコシマに萌えて観てました。
だって、萌えなさいと言わんばかりのキャスティングでしょう?

ええ萌えましたとも!
ルイ×クロードに!
(でもキャスティング逆だったらもっとこのみだったなぁ〜)
どうしても自分、白い王子様のオサには興味無いみたいですね。
しかも、アサコはマノンでのお坊ちゃんぶりが印象に残り過ぎみたいです。

おいといて

ルイとクロード、二人の間にあったものってなんだろう?
一人の女を巡ってのライバル関係というのがあった。
でもさ、それって、女が二人の男を同程度思っていることが前提だよね?
シャロン、ルイのことクロードを想うほどに想ってた?
ないよねぇ?
だから、シャロンからしてみれば、ルイは対象外以外の何者でもない。
シャロンを捕まえておけるのはお金持ちで包容力のある大人だけだと想うのよ。
彼女の持つ「自由」に対する想いを受け止めれるだけの性格と財力。
これが無くちゃ、長続きは出来ない。
ルイはシャロンを口説くとき、自分達は同類だって言ってたけれど、正しくルイにも同じように包容力とお金のある女性でないとダメでしょう?
同類同士なら判ってると想うんだけどなぁ。

うまくいくことは絶対に無いと分かり切ってるのに、何故二人は駆け落ちしちゃったのかなぁ?

こたえ。
クロードがフランソワーズを追っかけていったから。つまり、クロードに振られたから。

似た者同志な二人は、それにふさわしく一人の男を想っていたのだ!(どっとわらい)

三角関係の頂点は、シャロンではなく、クロードだった訳ね。

というわけで、琥珀萌え語り、続きは15日のにっきで〜

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